指のトラブル CASE:002

ボウリング 親指

突然ですが親指って根元まで入れていますか?
もちろんサムレスとかツーハンドは別ね(笑)

意外と多いのが根元まで入れると抜けなくなりそうだからという理由で途中までしか入れていない人をたまに見かけます。

ボウリング 親指

写真のように親指を途中までしか入れないのは、マイボールを作ったばかりの人によく見られます。この状態ですと「落ちやすい」「力が抜けにくい」「ボールを振りにくい」などのトラブルが多くなります。では、なぜ親指を途中までしか入れなかったのでしょうか?

今回は親指を途中までしか入れていなかったボウラーの話を紹介します。

20代女性の場合

親指を途中までしか入れていなかった理由

マイボールを初めて作った時に、スパン(中・薬指と親指までの距離)を測ってもらったのですが、ハウスボールとは違ってマイボールでは中指と薬指を第一関節までしか入れないと教わりました。
出来上がってみると中指と薬指を、もう少し深くまで入れたほうが気持ち良く投げられるので、必然的に親指を浅めに入れて投げていました。

そのままのスパンで特に問題なく投げていたのですが、女性プロボウラーの方に親指はちゃんと根元まで入れたほうが良いよってアドバイスいただきました。それから芦川さんの所でドリルを頼むことになりました。

中指と薬指を第一関節と第二関節くらいまで入れた状態でも、親指を根元まで入れられるスパンに変えて、角度やサイズ諸々見直してもらい投げてみました。
最初は怖かったんですが…

うぉ~あ!親指を入れるってこんなに凄いことなんだ!」って思いました。

それまで親指は自分の意志で抜かないといけないって思っていましたけど、勝手に抜けてフィンガーに乗る感じをすぐに掴めました。

ドリルを変更してみて思ったこと

親指が勝手に抜けて、フィンガーに乗るのでレーンコンディションやスコアメイクに集中できるようになりました。今まではリリースが安定しなかったことが多かったのと、日によって指の感触がかなり違っていたのでテープの調整が難しかったです。
それも簡単になったので不安なく投げられるようになりました。

今までは持ちすぎたりすることが多かったけど、親指が早く抜けるリリースが勝手にできるので強いボールが行くようになりました。

ボウリング サム

今回ご紹介した事例のように、ちょっとしたことで投げやすくなります。

■親指を根元まで入れるのが怖い
■リリースが不安定
■テープ調整がなかなか決まらない

このような状態の方は一度ご相談くださいませ。

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