指のトラブル CASE:001

指のトラブル ボウリング

今回は親指の付け根が裂けてしまうトラブルに悩まされていたボウラーのお話を紹介します

出会ったの20年ほど前
親指の付け根が常に裂けて血が出てしまうのでドリルをして欲しいとの相談でした

ご自身では指の付け根に保護テープを巻いたり、スキンパッチをしたり、ダブルホール(ホール内を段々にする)もしていたそうですが改善はしなかったようです

現在使用しているボールを調べてみると一般的に言われている最適なスパンでしたが、僕には「若干スパンが長い」と感じました
それはその方の関節の可動域と骨の形状、さらにレッシュ4スタンス理論でのタイプはA1ということ

ボールを持った時の「微妙な張り感」と「親指の握り角が広い」
これが大きな原因と考えボールをひとつドリルしました

完成したボールを1か月ほど投げてもらい感想を聞いたら「かなり良くなった」との声をいただきました

しかし、もうひとつ問題がありました

親指 ボウリング

それは親指の背中側の骨が少し飛び出しているということでした

■親指を根元まで入れようとすると、この骨が当たって痛い
■骨が当たらないように浅く入れると落ちそうになる

ここを改善するために「ホールサイズ変更」「スパンのさらなる調整」「握り角調整」を行いました

親指 ボウリング

それから定期的にドリルに来られていますが、裂けることはなく安心して投げているそうです

こんな悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら改善のお手伝いをさせていただきます
まずは現在の状況をお知らせください

Drill処あしかわ:ドリル前相談

お待ちしております