サムホール内に貼る調整テープは、投球の安定性を高めるために重要なアイテムです。
季節や時間帯によって指の太さが変化するので、テープを用いて親指のフィット感を高める必要があります。しかし、意外にも「テープの貼り方を教わったことがない」「見よう見まねで貼っている」というお客様が一定数いらっしゃいます。
そのため、当店ではドリル後のフィッティング時にテープの貼り方もお伝えしています。
テープ調整がわからない、これでいいのか不安、イマイチ自信がないという方もいらっしゃるかもしれません。
どんな小さな疑問でも、遠慮なくお声掛けください。
1. サムホール調整テープの役割
指の太さはいつも同じではありません。これは時間帯や体調、気温や湿度、季節などでも変わることがあります。
緩すぎる、きつすぎるでは持ちやすさが変わってしまうため、サムホール内にテープを貼って調整します。
- 「ゆるい」と感じたらテープを追加する。
- 「きつい」と感じたらテープを減らす。
状況に応じた調整で、常に快適なフィット感を保つことが重要です。
ゲーム中にも変化する場合があるのでその都度調整しましょう。
2. 必要な道具
- インサートテープ:Master社のインサートテープが一般的ですね。1/2インチ、3/4インチ、1インチのサイズがあり、指の太さに合わせて選ぶことができます。
- ピンセット:テープを正確に貼るために、ピンセットや千枚通し、マイナスドライバーなど先が細い道具があると便利です。
当店で取り扱っているインサートテープ
マスター社
インサートテープ(白)とスーパーテクスチャード(黒)
共に3/4インチ
ABS社
スペシャルハイクオリティ・インサートテープ
1インチ、3/4インチ、1/2インチ
3. テープの貼り方
- 背中側に貼る
「緩い」と感じた時に、親指の背中側にテープを貼るとボール内で親指がフィットしやすくなります。
多くのボウラーが1~5枚ほどテープを貼り、ゲームの進行や指の太さに応じて、その枚数を増減させます。
テープの位置は、ボールの表面に出ないよう注意が必要です。
- 腹側に貼る
手指は汗をかいたり、乾燥したりすることがあるため、腹側に滑り止め効果のあるテープを貼ることをおすすめします。
特に、当店ではマスター社のインサートテープ(黒)「スーパーテクスチャード」を推奨しています。
ボウリング投球の際の親指の安定感が増し、意図した投球がしやすくなります。
4. 調整のコツ
テープの貼り方としては、穴の端から約5mm内側に貼ることで、テープがよれにくく、重ね貼りもしやすくなります。また、テープは定期的に新しいものに交換し、投球に影響が出ないように心掛けましょう。
適当に貼ってしまうと他のボールとのフィット感が異なってしまうため、最初の一枚目は特に慎重に貼ることが重要です。
まとめ
ボウリングのサムホール調整テープは、投球の安定性、その持続性を高めるために欠かせないアイテムです。
めんどくさがらずに細かく調整を行うことで、毎回安定した投球ができて高得点にも繋がることでしょう。
特にジュニアボウラーの場合、父兄が本人に代わって調整を行う場面をたまに見かけます。
いい成績を残してほしい、失敗しないでほしい。という気持ちはよく理解できますが、テープ1枚の微妙な感触が勝敗を分けることもあります。普段から自分自身で調整できるようになっておくと手伝うことが難しい試合中でも安心ですね。
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