ボウリングボールの表面の仕上げはポリッシュされていたりサンディングされていたりしますね。
このようにボールによって表面仕上げが異なります。
もちろん箱出しの状態で投げていただいて良いのですが、この状態があなたにとって最高の状態とは限りません。
レーンコンディションやボウラー自身の球質、所有しているボールの特性などにより表面をシャカシャカしたりポリッシュしたりして使いやすいように合わせて欲しいのです。
【NAGEYO参考記事】
箱出しが最強ってわけじゃないんだぜ! 状況に合わせてシャカシャカできるようになりましょう
ボウリングボールの摩擦を変える表面加工~ポリッシュ編~
メンテナンスという意味での表面加工
そして意外と知られていないのが、表面の状態は投球ゲームが多くなるにつれてレーンやピンセットするマシンやボールリターンとの摩擦により変化していってしまうのです。
つまり1000番のアブラロンで艶消しの状態にしたとしても少しづつですが艶が出てきてしまいます。逆にツルッツルにポリッシュしてあるボールなども使用していくと何となく艶が無くなってしまいます。
買った時よりも曲がらなくなった理由はボールがオイルを吸い込んでしまったからっていう話は有名ですが、意外と表面をしっかり加工し直してあげることでリアクションが出るようになりますよ。
投球によって潰れてしまった表面をアブラロンで毛羽立たせるイメージです。
ポリッシュ仕上げのボールも一度しっかりとサンディングしてからポリッシュしなおすと綺麗に仕上がります。コンパウンドを使えば自分でゴシゴシしてポリッシュはできなくもないですが、めっちゃ大変なので専用の機械があるショップに持っていくのがいいと思います。
↑芦川和義の強力な相棒でもあるサーフェイスラボ
「表面はどんな仕上げがいいんですか?」とか「何番のアブラロンで仕上げればいいですか?」って質問をよく受けますが、まずは遊びながらでいいので自分のボールをシャカシャカしたりポリッシュしたりしてみてください。
アブラロンの番手の感覚がわかってくるので合わせやすくなってきますよ。
Drill処あしかわにはサーフェイスラボが置いてありますので、ドリルに来られるついでにメンテナンスしたいボールをお持ちくださいね。
【サーフェイスラボ使用料金】1工程 550円(税込み)
加工例① 500番→2000番仕上げ(2工程) 1,100円
軽い艶消しで様々なレーンコンディションに合わせやすい。
加工例② 500番→2000番→ポリッシュ仕上げ(3工程)1,650円
艶が出るため手前の走りが良くなります。
加工例③ 500番→ポリッシュ仕上げ(2工程)1,100円
微妙に艶が出る状態で走りすぎないポリッシュ仕上げです。